今月の星空

2017年06月01日
☆ さそり座

 木星のあるおとめ座の東、てんびん座の次に見えてくるのがさそり座です。さそり座のさそりはギリシャ神話では勇者オリオンを刺したといわれていて、オリオン座が見えるときはさそり座は見えないのです。Sの字の形のさそり座は南に低いので全体をみるときは南が開けた場所でないとしっぽまで見えません。さそりの心臓にあたるところに赤い1等星「アンタレス」があります。「アンタレス」とは火星の敵という意味で、赤い火星と並んだら明るさを競うといわれます。このアンタレスのそばになM4という球状星団があります。今年はさそり座が上がってくるとへびつかい座にある土星も見えてきます。

 
 さそり座(右下はM4球状星団)

☆ 土星を見よう
 土星は今年もへびつかい座にあって月初めは午後8時ころには南東の空から上がってきます。今年は昨年よりも輪が 開いてきますので望遠鏡で見ると、なんとなく「ブタのはな」のように見えてきます。昔ガリレオ・ガリレイは「土星には耳がある」といった話がありますが、まさにそのように見えます。南に低いので望遠鏡で見るには楽でしょう。機会がありましたら観測してみましょう。衛星「タイタン」も見えます。土星の輪を見るのは楽しいです。

 
 土星(2017年5月3日28cm反射望遠鏡で撮影)

☆ 月の満ち欠け

   1日(木)  上弦の月

   9日(金)  満月

  17日(土)  下弦の月

  24日(土)  新月

☆ 惑星の動き

  水星  6月の水星は日の出前の東の空低く見えていますが今月は太陽の裏側に回ります
       ので観測は困難です。
        
  金星  6月の金星はうお座にあって日の出前の東の空低く見えています(明けの明星)。
       12日からはおひつじ座に移動します。29日からはおうし座に入ります。
       
  火星  6月の火星はおうし座にあって日没後の西空低く見えていますが観測は困難です。
                     
  木星  6月の木星はおとめ座にあって、日没後には南の空高く明るく見えてきます。
       見やすい位置にありますので木星の縞模様や四大衛星の動きを観察してみましょう。
               
  土星  6月の土星はへびつかい座にあって、月初めは午後8時頃に上がってきます。
       下旬には日没とともに見えてきます。輪が広がって土星らしい姿に見えています。
       
  天王星・海王星  天王星はうお座、海王星はみずがめ座にあります。
       機会がありましたら観測してみましょう。





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