活動の報告

2019年01月27日
科学工作会 立体星図を作ろう
郡山市ふれあい科学館20階多目的研修室
参加団員:6名 体験入団:1名 リーダー:5名 保護者及び家族:8名

 人は昔から、地上から見える星々を結んで星座を作り、物語を楽しんできました。けれど実際には、星は規則正しく並んでいるわけではありません。


 
 今年最初の活動は、宇宙はどんな広がり方をしているのか勉強し、立体星図を工作しました。最初に、科学館に昨年導入されたばかりの最新ソフト「Mitaka 4D2U」を使って宇宙の広がりを見ました。このソフトは特殊なメガネを掛けてみると立体的に宇宙を見ることが出来ます。


国立天文台「Mitaka 4D2U」
最新の天文学データを使って作られた天文シミュレーションソフト


特殊メガネを掛けて見ると立体的に見える!

 このソフトでは地球から見る星々だけではなく、視点を変えることによって様々な角度から宇宙を見ることが出来ます。いつも見慣れてる星空も4.2光年離れたアルファケンタウリ星まで動くと、星の並びが変わってきます。

 
銀河系の全体が見えてきました

 星座を形作る星々も一つ一つは距離も大きさも違うこと、星はものすごい数あることを学ぶことが出来ました。それをふまえて工作開始です。


立体星図作り、開始です!


間違えないように、慎重に

星に見立てたビーズに高さの違う竹串を付けてそれを並べて立てていきます。


地球側から見て、立てる場所は距離、高さは位置を表してます

上から見るとバラバラになっている星々ですが、組み立てた箱に収めて穴(地球側)から覗いて見ると・・・


北斗七星に見える!


北斗七星見えた!

 団員の一人がパソコンを持参してきていたので、科学館の佐藤さんが「Mitaka 4D2U」をインストールしてくれました。立体視は出来ませんが、自宅でも宇宙旅行が出来ますね。
「Mitaka 4D2U」は国立天文台のホームページからもダウンロード出来ます。
今見えているオリオン座も、地球から離れて見ると形が変わって見えます。そんな宇宙の広大さを思いながら星を見上げるのも良いですね。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

※次回の活動は、科学実験会
2月17日(日)13時から:ふれあい科学館20階多目的研修室にて





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