活動の報告

2015年02月28日
科学実験会&星の講演会参加
  郡山市ふれあい科学館:研修室&宇宙劇場
  参加団員6名、体験入団4名、家族及び保護者7名、リーダー5名

 恒例の科学実験会ですが、今回は班目副分団長の指導で「身近にあるもの」を使っての実験となりました。
はじめは「結晶を作って、見よう」です。台所にある食塩、ホウ酸、グルタミン酸ナトリウム(うま味調味料)の結晶プレパラートを作りました。

 
 班目副分団長の指導で身近にあるもので実験しました。

 
 プレパラートに食塩、ホウ酸、グルタミン酸ナトリウムの飽和水溶液を垂らして乾かします。


食塩の結晶 四角い結晶が見えました        ホウ酸の結晶 針のようです

グルタミン酸ナトリウムの結晶は食塩やホウ酸のようにきれいな形になりませんでした。それだけ結晶を作るのが難しいようです。約100年前、一人の日本人が、昆布のうまみ成分がグルタミン酸ナトリウムであることを発見し、世界に先駆けて製造法を確立しました。今ではうま味調味料として世界中で使われています。

 結晶が出来るまでの間にみんなにチューインガムを噛んでもらいました。その噛み終わったガムをビニール袋に入れてマヨネーズを一緒に入れて揉むと・・・


 なんかおかしい!                     ガムが溶けて消えた!?

  なんと、ガムが溶けて消えてしまいました。これは、ガムの元になるもの(樹脂)が、マヨネーズの油で溶けてしまったのです。同じようにガムとチョコレートを一緒に食べると、チョコのカカオバターという油分で溶けてしまいます。みんな、びっくりしていました。

 食べ物実験が続きます。今度はみんなにお茶を配りました。お茶を飲んだみんなは・・・


まずーい!!                       あまりのまずさに頭を抱えてしまった!l

 みんなが飲んだのは「ギムネマ茶」というとても苦いお茶です。班目副分団長は口直しにと甘い角砂糖をみんなに配りました。ところが、甘いどころか味がしません!「砂を食べてるみたい」「なんで??」今度はチョコレートを配ります。けど、「甘くない」「ネチャネチャするだけ」「おいしくない」と、みんな大騒ぎになりました。


 味覚の説明をしています

 人間の舌には味覚を感じるセンサーがあって、ギムネマ茶は舌の甘さを感じるセンサーにふたをしてしまうそうです。なので、甘い角砂糖やチョコを食べても甘さを感じなくておいしくなかったのですね。ひとによりますが、元に戻るのに10分から15分位かかるそうです。

 次は、「十円玉をきれいにする」です。コーレーグス(島唐辛子の泡盛漬け・沖縄の調味料)、マヨネーズ、トマトケチャップ、タバスコ、からし、レモン汁、歯磨き粉と、みんなおうちにあるもので、どれが一番十円玉をきれいにするか実験してみました。


 トマトケチャップで実験!                やっぱレモン汁でしょう!


 歯磨き粉はどうかな?                こんなにきれいになったよ!

みんな、いろんなもので試していました。おかげで部屋の中はいろんなにおいが混ざって大変でした!結果は、タバスコが一番きれいになったそうです。


 一番きれいになったのはタバスコでした

 十円玉をきれいにした正体は含まれている「酸」でした。じゃあ、なぜ酸が強いレモン汁が一番ではないのでしょう?それは、「酸」以外に含まれている「食塩」が関係しているそうです。レモン汁には「食塩」は含まれていないので、他のものに勝てなかったのです。ちなみに、歯磨き粉には研磨剤が入っているので、ゴシゴシこするとやはりきれいになります。

 最後にまた食べ物実験です。みんなには「ミラクルフルーツ」という西アフリカ原産の果物が配られました。それを食べてからレモンの輪切りを食べてみると・・・


 ミラクルフルーツです                 すっぱそうなレモン・・・


 なにこれ!?おいしい!!              不思議〜!!

 これもギムネマ茶の実験と同じで、ミラクルフルーツの成分が舌のセンサーを誤動作させてすっぱいレモンが甘く感じられるのだそうです。

 今回の実験は、みんな身近にあるもので出来るものなので、自宅に帰ってからもやってみて下さい。

 続いて、宇宙劇場に移動して「星の講演会」に参加しました。講師の先生は太陽物理学などを研究している、京都大学の磯部洋明特定准教授です。太陽で起きているいろんな現象を映像で紹介したり、太陽の巨大な爆発がカーナビやテレビの衛星中継に影響を与える事などを説明しました。


 第27回 星の講演会「太陽と私たち〜太陽の素顔に迫る〜」


 司会は科学館の佐藤解説員です。


日本の太陽観測衛星「ひので」が撮影した太陽黒点。日本のような形です。北海道にあたる部分の黒点が地球とほぼ同じ大きさだそうです!

 最後に、磯部准教授はこれからの地球を担う子どもたちに「今の環境を守るのも大事だが、たとえ環境が変わってしまってもうまく生きていく方法を見つけて下さい」と話しました。


 テレビ局のインタビューを受けていますp

 講演が終わった後、取材に来ていた福島放送から感想を聞かれました。みんな緊張しながらもきちんとインタビューに答えていました。

 今回は科学実験と星の講演会の二本立てで、とても中身の濃い活動でした。保護者の皆様長時間の活動でしたがご協力ありがとうございました。





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