活動の報告

2017年08月19日
星の村天文台夏期合宿(サマーキャンプ)
 田村市滝根町 星の村天文台
 参加団員:14名 体験入団:1名 リーダー:5名 保護者及び家族:5名

 今年は月齢の関係で8月後半、夏休み最後の週末に夏期合宿を行いました。今年の8月は天候不順で、晴天が無い状態が続きました。この週末も集合直前まで雨に見舞われ、曇天でのスタートです。

 
 夏休み最後の週末にもかかわらず、たくさん参加してくれました。

 今年は大野副台長が貝の化石を準備してくれました。みんな好きな化石を選んで、それをハンマーやドライバー、タガネを使って削って発掘していきます。化石は棚倉町から出土したものだそうで、今は内陸の棚倉町が、一千万年前は海の底だったことがわかります。

 
 貝の化石が付いた石がたくさん!どれにしようかな?

 
 化石を壊さないように削っていきます。

 
 慎重に、慎重に・・・
 
 クリーニングした化石はお土産に持ち帰りました。夕食は外のテーブルで食べましたが、寒くて中に入った子もいました。今年は本当に8月とは思えない涼しい夏になりました。
 夕食の後は、スーパーボールとストローを使った「ぶっ飛びロケット」を製作しました。ロケットのデザインはみんなそれぞれ考えて貰いました。二段、三段にする子、五段ロケットを作った子も。発射台のスーパーボールも、1個ではなく2個3個と使う子もいました

 
 どんな形にしようかな?

 
 思いのほか飛びすぎてビックリです!

 スーパーボールは2個、4個は飛びましたが、3個や5個は飛びませんでした。やってみてわかったことが多くあったようです。なぜそうなったか、どう工夫すればもっと高くまで飛ぶかを考えてみて下さいね。
 工作をしながら晴れ間を待っていましたが、無理そうなので天文台のプラネタリウムを見ました。27年前の天文台開設当時から稼働する古いプラネタリウムですが、星像がとても綺麗に見えました。

 
 天文台開設当時からのプラネタリウム。とても綺麗な星空でした。

 プラネタリウムを見終わって寝床の準備をして10時半に消灯しました。最初は騒いでいたけど、みんな程なく寝付いたようです。
 翌朝は6時半起床でした。早い子は5時前から起き出して館内を見て回っていました。
 朝食を食べていると、石塚分団長がYAC農園で育ったジャガイモを持ってきてくれました。それを使って打ち上げる野菜ロケットの製作開始です。

 
 カッコ良くしたい・・・

 
 いろいろな形のロケットが勢揃い!

 
 飛んだ!

 燃料になるジャガイモの量を調節しながら飛ばしました。発射まで1分以上かかるので、目を離した隙に打ち上がってしまうことも。その後、発泡入浴剤を砕いて燃料にした「バブロケット」も打ち上げました。

 
 バブロケットは二階に届くくらい高く打ち上がります。

 続いてシャボン玉作りです。「先ずは砂糖を溶かして・・・」え??みんな、何故砂糖を入れるの?とビックリ。

 
 見てみて!

 
 わ、わ、綺麗!

 アッという間に時間となってしまいました。まとめの会でサマーキャンプ初参加の子達に感想を聞くと、「みんなが仲良くしてくれて楽しかった」と話してくれました。

 
 楽しかった!

 結局、終日曇り空で太陽観測さえも出来ない合宿となってしまいました。けど、みんな仲良く楽しく終えることが出来ました。最後に分団長が持ってきたジャガイモをお土産に持ち帰ってもらいました。一緒に参加して下さった保護者の皆様、お手伝いありがとうございました。遠いところ送迎をして下さった保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。





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