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つくばエキスポセンター&筑波宇宙センター見学
参加団員:14名 体験入団:5名 保護者及び家族:17名 リーダー:6名
昨年中止になったバスツアーですが、今年はつくばエキスポセンターと筑波宇宙センター見学を開催しました。つくばエキスポセンターは実に6年ぶりの見学となりました。
6年ぶりのエキスポセンターです。
今年はつくば万博から30年という事で、記念のコスモ星丸グッズがたくさん売っていました。展示室は体験できるコーナーがたくさんあって、みんな楽しそうに体験していました。
いろんな体験ができます。
昼食後ブルースーツに着替えて、いよいよ宇宙センター見学です。一般の見学者から「かっこいい!」「どこの団体?」と言われていました。宇宙センターの紹介ビデオを見た後、セキュリティエリアに入ります。まずは宇宙飛行士養成場の見学です。
ブルースーツに着替えました
宇宙飛行士養成場です
この施設では宇宙飛行士が宇宙でどのような実験を行っているか、どんな訓練を受けているかを見学しました。実際に訓練が行われる閉鎖環境施設も見学しました。
宇宙ではいろいろな実験が行われています
宇宙メダカ 22世代目です
閉鎖環境施設
宇宙飛行士はみんな、ここで訓練を受けます
宇宙服は「小さな宇宙船」と呼ばれ、一着120kgもある事も学びました。その後構内をバスで移動しながら、映画「宇宙兄弟」や「仮面ライダーフォーゼ」の撮影が行われ、「ここをムッタが走った」等々教えていただきました。
次にISSの日本実験棟「きぼう」の運用管制室を見学しました。現在、油井宇宙飛行士が滞在中で地上からバックアップを行っています。油井さんは就寝中で残念ながら活動の様子は見られませんでしたが、ISSからのライブ映像で地球の映像を見る事が出来、みんな感動していました。セキュリティが厳しく、撮影は禁止でした。
筑波宇宙センター見学用パンフレットより
セキュリティエリアの見学を終えて戻ってくると、本日のサプライズ、JAXAの各分野専門家の方々が待ち構えてくれていました。ロケット担当の関川さん、人工衛星担当の藤平さん、宇宙ステーション担当の和田さん、そしてサプライズを準備して下さった広報担当の菊池さんの4人です。
左から菊池さん、和田さん、関川さん、藤平さん
ここから2班に分かれてお話を聞きました。ロケット広場「H2ロケット」の下で関川さん、藤平さんからロケット組み立ての順番や宇宙はどこから?衛星はどんな仕事をしているなどのお話を聞きました。みんなからは、「ロケットは幾ら?」「どのくらい速く走ると宇宙に行ける?」など質問が出て、「H2Aは一機約100億円」「秒速7.9kmで飛ぶと地球を出る事ができる」と、ていねいに教えてくれました。
ロケットは4つに分けて組み立てます
いろんな質問に答えてくれました
和田さんと菊池さんは展示館「スペースドーム」の「きぼう」や「こうのとり」を説明してくれました。みんなからは「ISSの中は気持ちいいの?」「宇宙食はおいしいの?」などの質問が。「ISSの中は23度から27度、湿度43%に保たれていてTシャツで過ごせます」「今はいろんな国の料理の宇宙食があって、おいしい」「宇宙では味覚が鈍感になるのでちょっと味付けは濃いめ」と教えてくれました。そして宇宙で実験に使って戻ってきたケースを触らせてくれました。
「きぼう」はISSの中でも広くて大きくて快適
タンパク質の実験に使ったケースです。軽くて丈夫!
その他にも宇宙服は一着10億円から13億円!そんな宇宙服を町工場のおばちゃんがていねいに縫っていると教えてくれました。最後にみんなに「はやぶさ2」のステッカーや小型衛星「SDS-4」のペーパークラフトなどお土産をいただきました
「はやぶさ2」のステッカー。非売品です!
記念撮影です
今回はとても内容の濃い見学となりました。天候にも恵まれてとても楽しいバスツアーになりました。いろいろなお話をして下さったJAXAの関川さん、藤平さん、和田さん、菊池さんありがとうございました。また早朝から遅くまでのツアーでしたが、たくさん参加してくれました。保護者の皆様ご協力ありがとうございました。 |
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