活動の報告

2016年01月30日
科学工作「ライントレースロボットを作ろう」
 郡山市ふれあい科学館:研修室
 参加団員15名、家族及び保護者11名、リーダー5名

 今回の科学工作は2014年第5回国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテストのコンピュータ制御ロボット製作で世界一となった実力を持つ、郡山北工業高校コンピュータ部顧問の深澤先生にお願いして、一緒に「ライントレースロボット」を製作しました。

 
 深澤先生と郡山北工コンピュータ部のみなさん

 今回は郡山北工進学を機に卒団した元団員が、2014年世界大会優勝メンバーだったご縁で実現しました。
「ライントレースロボット」とは、白い紙の上に書かれた黒い線(ライン)をセンサーで感知しながらなぞって(トレース)線の上を走るロボットです。小さい部品をハンダ付けしなくてはならず、初めて見るハンダごてやニッパーなどの工具、抵抗やセンサーなどの部品にドキドキです。

 
 高校生のお兄さんに手伝ってもらいながら工作しました。

 
 「ハンダごては鉛筆持ち。熱いから気をつけて!」

 ほとんどの団員はハンダごて初体験です。金属のハンダを溶かすので大変熱くなっています。みんな、真剣な表情で慎重に部品をハンダ付けしていきます。

  
 「大丈夫、慎重に」

 
 緊張の一瞬

 
 余ったリード線はニッパーで切ります

  ハンダ付けする部品は19点、みんな最初はおっかなびっくりやってましたが、高校生のお兄さん達が丁寧に優しくおしえてくれ、最後の方にはみんな慣れてきて上手にハンダ付け出来ていました。間違って付けてしまってもお兄さんが直してくれました。

 
 「大丈夫かな・・・」「上手だよ!」

 奮闘2時間半、いよいよ電池を入れて電源を入れます!みんな、うまく動くかな!?

 
 「動いた!」「よかったね!!」

 最初から動いた人、ちょっと調整したら動き出した人、部品の向きを間違えていた人もいましたが、最後は全員ちゃんと動いて喜んでいました。

 
 全員完成!

 初めてのハンダ付けは難しく、火傷をしてしまった団員もいましたが、8cm四方の小さなロボットを自分たちの手で作って、ちゃんと動いた事はとても嬉しかったでしょう。
春休みに科学館で開催される「ロボットで遊ボット」でも郡山北工コンピュータ部の工作会が開催されます。早速、参加したいという団員もいて意気込んでいました。電子工作や工業高校に興味を持ってくれて良かったと深澤先生も喜んでいらっしゃいました。

 深澤先生、コンピュータ部の皆さん、ありがとうございました。ご家族の皆さん、ご協力ありがとうございました。





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