活動の報告

2011年12月11日
筑波宇宙センター見学と水ロケット打ち上げ会
 
  参加団員:12名  リーダー:5名 保護者及び家族:12名  
       
 今年は2年ぶりにつくば宇宙センターを訪れました。今年は宇宙センターの展示が新しくなったということで計画しました。また郡山市ふれあい科学館の水谷解説員のお骨折りにより、JAXAの石川さんと森さんにロケットのお話や解説をしていただきました。そして羽成さんには展示室(スペースドーム)以外の施設「宇宙飛行士要請棟」などを案内していただきました。
 またJAXAのご好意で水ロケットの打ち上げをさせていただきました。福島県では震災後、小中学校の野外活動時間に制限がありますので水ロケットの打ち上げも時間をかけられません。つくばで打ち上げをさせていただけるということで参加団員ははりきってロケットを持ち込みました。

 始めにプラネットキューブで古川宇宙飛行士の写真展を見てから見学コースになりました。写真のほかにビデオ映像も見られました。 
 


 中央はウルトラセブンになったつもりの古川宇宙飛行士です。 

 まずビデオ上映を見てから種子島のロケット打ち上げの音響体験をしました。3kmはなれた場所から見た撮影でしたので打ち上げから9秒過ぎてから発射音と衝撃音が体験できました。音というよりも空気振動を体で感じるといったほうがよいかもしれません。
 そして今年新しくできたスペースドームで人口衛星や「きぼう」、「はやぶさ」、HTV「こうのとり」などの展示を見ました。 


 天井が高いので「きぼう」は小さく見えます。奥に見えるのがISSに荷物を届けるHTV「こうのとり」です。右はH”ロケットのエンジン。


 「きぼう」の全体です。今まではこの位置から見ることはできませんでした。


 「はやぶさ」です。世界初の良い仕事をしてくれました。


 100万分の1の模型、高度400kmの空を飛ぶISS「国際宇宙ステーション」がトンボのように見えます。種子島からはロケットが打ちあがっています。青い地球はきれいなものです。


 昼食後に記念撮影をしました。青空とH2ロケットがきれいに写りました。

 午後からはロケット開発の石川さんと素材開発の森さんの特別講義を受けました。

 石川さんのロケットの講義です。ロケットはどうして上がるのか、費用はどれだけかかるのか、発射場が種子島にある理由などお話していただきました。森さんからは人口衛星や探査衛星などに使う素材のお話、開発のお話がありました。衛星が宇宙に長い時間飛行すると、宇宙線や紫外線にさらされるだjけでなく、原子状酸素という物質にぶつかって表面が傷つくそうです。

 講義の後は構内の広場で水ロケットの打ち上げを行いました。JAXAのご好意で打ち上げることができました。


4台の発射台から一斉に打ち上げます。  



 勢いよく飛んでいきました。



 飛んだ場所に立ってもらい、飛んだ距離と名前を聞いて成績を調べました。100m先の林まで飛んだロケットもありました。



 表彰式は打ち上げに立ち会っていただいた石川さんにお願いしました。うれしかったことはいうまでもありません。
あっという間の一日でした。12月というのに天気が良くてぽかぽか陽気でした。参加団員それぞれが良い成績の飛距離が出ました。つくばに来て伸び伸びと活動できたことは大変良かったと思います。皆さんの明るい笑顔を見ると、郡山に帰っても、はやく制限なく野外活動ができるようになって欲しいと願うばかりです。帰り道は暗くなって西の空には金星が見えていました。
 JAXAの石川さん、森さん、中村さん、羽成さんありがとうございました。そして保護者の皆様ありがとうございました。





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