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筑波宇宙センターとつくばエキスポセンター見学
参加団員:17名 リーダー:6名 保護者及び家族:15名
同行参加:福島分団42名
今年は3年ぶりにつくばを訪れました。今年は若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに長期滞在、またHTVの打ち上げなど話題豊富でしたので宇宙センターの展示も変わっていて大変勉強になりました。また郡山市ふれあい科学館の水谷解説員のお骨折りにより、JAXAの中村さんと森さんに案内していただき、解説をしていただきました。なお今回は今年8月に結団したばかりの福島分団もバス1台で同行しましたので、1時間交代でお二人に案内していただきました。団員同士は交流する時間がほとんどありませんでしたが、リーダー同士は交流の時間を持つことができました。
新しく展示されたHUロケット
筑波宇宙センターに着いて、まず巨大なHUロケットに驚きました。受付のあとバスで移動して「宇宙ステーション運用棟」に入り、見学ルームから「きぼうのモジュール」と新たに展示された「宇宙ステーション補給機:HTV」の実験用モジュールを見学しました。HTVはHU−Bロケットにより、9月11日に打ち上げられ、9月18日には国際宇宙ステーションと無事ドッキング成功したばかりでした。その実験用とはいえ同じものが目の前にあるのは感激でした。
左がHTVの実験用モジュール、保護用の金色に輝く耐熱用のサーマルブランケットが目立ちます。
次に「無重量環境試験棟」に入り訓練のビデを見てから説明を受けました。巨大なプールでの無重力作業訓練は6時間に及ぶもので、その間飲食ができないなど説明されると、見学者からたくさんの質問が出ました。また宇宙飛行士の「閉鎖環境適応訓練設備」も見学しました。
次に「ロケット音響体験」をしました。種子島宇宙センターの打ち上げ射場から3km離れたところで録音した音を再現したもので、その爆音、衝撃音は地響きとなって肌で感じることが出来ました。そして最後に展示室に入って見学しました。この3年の間にロケットの模型もHU−Bが加わり壮観な眺めでした。
右からHU−B、HU−A、HUロケット
また今年1月に打ち上げられて運用が始まっている「温室効果ガス観測技術衛星:いぶき」の模型を見学、これからますます地球が温暖化することを考えると、宇宙から温室効果ガスを観測することは大事で、日本が世界に貢献していることがわかりました。
温室効果ガス観測技術衛星:いぶき
HUロケットの前で記念撮影をしました。
午後からはつくばエキスポセンターを見学しました。日曜日でたくさんの入場者がありました。展示室を見たり、プラネタリウムを見たりして過ごしました。
エキスポセンターに着くと高さ50mのHUロケットが目立ちます。
展示室では「たつまきの発生装置」が面白かったようです。
スイッチを入れると渦巻きができます。手でさえぎると渦がくずれます。
世界天文年2009の今年はガリレオの使った望遠鏡のレプリカが展示してありました。左はニュートンが使った反射望遠鏡のレプリカです。
この日は気温が上がり大変暑い一日でした。室内が27度になっていました。また楽しいバス旅行でした。参加された保護者の皆さんありがとうございました。
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