活動の報告

2008年11月17日
仙台市天文台と地底の森ミュージアム見学ツアー
                  参加者:26名 

 今年のバスツアーは7月に新しく完成したばかりの「仙台市天文台」と「地底の森ミュージアム」の二ヶ所を見学しました。
 雨の一日でしたが中はかなりの賑わいでした。天文台のプラネタリウムは人気があるようです。満席でした。入り口には今までの天文台で使われていたプラネタリウムの器械と40cm反射望遠鏡が展示されていました。また広い展示室には太陽系の大きな模型や太陽系の惑星の自転、公転を勉強する模型などがありました。


 太陽系の模型、水星から土星までの自転、公転の様子が観察できます。


 木星と土星の巨大な模型、左奥に地球と金星が小さく見えます。

展示室では宇宙の歴史や天文学の歴史を勉強できるほか、最新のコンピューターで太陽系の動きや太陽系の外からその動きを観察できる画面がありました。また人工衛星の模型も展示されていました。


  地球の地軸が傾いているために公転の位置によって季節が変わっていく様子がわかります。

また星占いでおなじみの12の星座の「のれん」をくぐると誕生日の位置から太陽を見ればその方向に自分の星座があることがわかって面白いです。みんなはわかったでしょうか。


 口径1.3メートルの反射望遠鏡は八角形のドームの中ににあります。ドームのフロアは直径8.2メートルあって、これはハワイのスバル望遠鏡の口径と同じになっていました。毎週土曜日に観望会があって、大きな架台から接眼レンズを通して星が見えるようにできていました。一度は見たいと思います。

お昼休みに仙台たなばた分団の荘司リーダーにお出でいただいて打ち上げ予定の人口衛星のお話をしていただきました。雷の観測衛星ということでした。

 午後1時からは大きなプラネタリウムで星座のお話、「星座はどこで生まれた?」を鑑賞しました。25メートルのドームは郡山と同じですが、1時からは解説員によるお話で、星座のクイズがありました。日本から見えない南の空には、「カメレオン座」とか「はえ座」などがあって面白いです。(北の空には「とかげ座」とか「いるか座」があります。)大昔の人たちは暗い空でたくさんの星を見て、明るい星を中心に形をつくって地図のようにわかりやすく星座を考えたのでしょう。
 

 雨がやんだので天文台の入り口で記念撮影をしました。

 天文台を後にして秋保温泉を通って紅葉をみながら長町の「仙台市富沢遺跡保存館」の「地底の森ミュージアム」を見学しました。この地区で発掘された2万年前石器時代の森の化石が保存されていました。そこには当事の狩人の焚き火あとや鹿のふんなどがあってびっくりです。


 黒く見えるのが森の化石です。針葉樹が倒れてそのまま埋もれてしまったようです。

映像で当事の狩人が石器を作ったり日を起こしているようすを再現していました。また発掘当事の遺跡の様子は立体写真で見ることができました。びっくりでした。


  発掘された化石です。形がきれいに保存されています。


 地底の森ミュージアムです。周囲は昔の森や沼を再現していました。

今年は参加者が少なかったのですがそれでも大変勉強になった団員は多かったことでしょう。なんといっても人口衛星を作る話が聞けたのですから。保護者の皆様ご協力ありがとうございました。





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