活動の報告

2020年02月16日
科学実験会
 郡山市ふれあい科学館20階多目的研修室
 参加団員:9名 体験入団:1名 リーダー:3名 家族:10名
 福島分団員:15名 リーダー:2名 家族:15名

 今年の科学実験会も福島分団きぼうと合同活動となりました。講師は、こおりやま分団の班目副分団長です。最初に先生から画面投影解説で「安積疎水」の話がありました。明治の初期に不毛の地「郡山」にいかにして水をひいたらいいのかと時の大臣大久保利通がオランダの技師ファン・ドールンの協力を得て猪苗代湖から疎水をひいた話です。五百川に向けてトンネルを掘って安積平野に安積疎水を作りました。そのトンネルを作った時の落差を利用した水力発電所が3つ出来ました。「沼上発電所」「竹之内発電所」「丸森発電所」でした。



 どうして発電所の話になったのかがわかったのがこの日の実験でした。まずはカミナリ実験から作りました。台紙にアルミ粘着テープを切って貼り付けます。カミナリですから上に空の雲を作り、地上の風景には家や建物、樹木などを作ります。カミナリ発生装置は1万5000ボルトが一瞬できますが、地上の空中放電は5mm程度ですから放電が見えるように雲と地上の間に小さい雲のような形のシールを貼って作りました。


アルミ粘着テープに模様を書いて切り取って貼ります。


よくできました。あとはカミナリ発生装置を付けます。


カミナリ発生装置の圧電素子のコードはホッチキスで固定します。

 接続してスイッチを押すと押さえていたほうの指がビリっと感電することもありましたが、みなさんよくできました。それぞれ工夫していろいろの形にしていました。放電も見えました。

 

 
思い思いの形でよくできました。

 休憩のあとに、今度は備長炭電池を作りました。まず、キッチンペーパーに備長炭をのせて、備長炭に輪ゴムでコードを固定します。それをキッチンペーパーで包みます。


備長炭電池はこのように作ります。


コードを備長炭に固定します。これが電池のプラス極になります。

そして包んだキッチンペーパーの上にアルミホイールを巻きます。キッチンペーパーに塩水をスポイトでしみ込ませて電流が流れるようにします。それをアルミホイールで巻いて電池は出来上がりです。


電池とはいっても弱い電流ですから、それを見るにはミニオルゴールを鳴らしたり、モーターを回すことで確認できます。


モーターが動いてプロペラが回りました。

こちらは電池を2個つないでモーターを回してみたらギュンギュン回りました。



 そして班目先生が最後に実験したのは、小さい蛍光灯をカミナリ実験に使用した圧電素子を使ってピカッと光らせるものでした。大成功で皆さんの拍手喝采でした。

最後に福島分団の皆さんと記念写真を撮りました。



本日はご協力していただいたご家族の皆様、そして福島分団きぼうの皆様ありがとうございました。





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