活動の報告

2026年02月28日
科学実験会 台所の科学
高柳電工スペースパーク20階実験工房
参加団員:7名 リーダー:4名 家族:6名

 2月恒例の科学実験会を開催しました。中学校の理科の先生である班目分団長が講師です。今回は台所にある、色々な粉を使った実験です。


 どんな実験かな?

まずはレモンをみんなに食べてもらいました。「すっぱい!」けど、渡された小さな実を食べた後にまたレモンを食べてみると・・・


 え?甘い!?なんで???

 渡されたのはミラクルフルーツという実で、舌になじむと次に食べた酸味を甘く感じさせる性質を持っています。実は、果肉に入っているミラクリンという物質が酸味成分と結合すると、舌にある甘味を感じるセンサーを刺激するそうです。みんなビックリしたところで粉を使った実験の開始です。台所にある重曹とクエン酸を手のひらにのせて混ぜ、水を垂らすと・・・


 シュワシュワ泡が出てきて冷たい!


 重曹は弱アルカリ性、クエン酸は弱酸性

 重曹は弱アルカリ性、クエン酸は弱酸性でどちらもお掃除に使ったりしますが、このふたつを混ぜると二酸化炭素が発生します。重曹とクエン酸の中和反応自体は発熱反応ですが、二酸化炭素が発生する時に周りから熱を奪うので冷たく感じるのです。次は片栗粉に水を混ぜていきます。


 まぜろ、まぜろ!

 良い具合に混ざったところで鉄球をトントンしたり押しつけてみると・・・


 のせたままにしておくと沈んでいく!

 トントンすると固いのに、手を離しておくとゆっくりと沈み込んでいきます。片栗粉は水と混ぜても粒の状態を保ったまま混ざります。水の中に片栗粉の粒が浮いているドロドロな状態で、物を置くとゆっくりと沈んで行きます。けど、素早く力を加えると衝撃で粒の並びが変わり、粒のすき間が大きくなり、水がすき間に吸い込まれて乾いたような状態になって固くなるのです。これはダイラタンシー現象といいます。不思議な粉に指を突っ込んで楽しみました。次はビーカーに謎の粉を入れて水を足していきます。


 ゼリー状に固まって逆さにしても落ちない!

 謎の粉は高吸水性ポリマーといって、おむつなどに使われています。約100倍〜1000倍の水を吸収することができます。どこまで水をため込めるか実験しました。次はみんなホットプレートの前に集まりました。さとうに味の素を混ぜてホットプレートで加熱すると茶色くなって香ばしい匂いがしてきました。メイラード反応といって、糖とアミノ酸が過熱によって起こす化学反応です。


 いいにおい!

 メイラード反応を体験した後、べっこう飴を作りました。食紅で好きな色をつけました。


 おいしいよ!

 最後にドライアイスを使った実験です。凍傷になるのを防ぐ為に軍手をして机の上でスベらせると・・・

 ツルツル滑っていく!

 これは、ドライアイスの表面から出る二酸化炭素のガスによってわずかに浮き上がって摩擦がほとんど無くなるためです。次にドライアイスの上に金属のスプーンをのせると・・・


 スプーンが震えて目覚ましのベルみたい!

 これもガスがスプーンを持ち上げたり落ちたるするのを繰り返して目覚ましのような音が鳴るのです。他に鉄球をのせるとその場にとどまったまま回り出しました。十円玉を立てると、左右に振り子のように揺れました。


 楽しかった!

 2時間はあっという間に過ぎて、準備していたけど出来なかった実験もありました。けど、みんなと楽しい時間を過ごしました。どれも台所にあるもので出来るので、おうちに帰ってからもやってみてくださいね。保護者の皆様ご協力ありがとうございました。





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