活動の報告

2018年08月18日
星の村天文台夏期合宿(サマーキャンプ)
田村市滝根町 星の村天文台
参加団員:9名 リーダー:4名 保護者及び家族:4名
 
 猛暑続きの夏でしたが、暑さもちょっと一息ついた夏休み後半、夏期合宿を行いました。
例年通り、星の村天文台に集合です。

 
 今年の新入団員もたくさん参加してくれました

 まずは大野台長が準備してくれた化石発掘です。大きな岩からハンマーやドライバーを使って貝や海藻の化石を発掘していきます。貝の化石は棚倉町、海藻の化石は北上山地から出土したものだそうです。

 
 大野台長と息子さんの副台長が説明してくれました

 
 好きな岩を選んで発掘していきます

 
 海藻の化石出たよ!

 クリーニングした化石や、まだ途中の岩をお土産に持って帰りました。自宅でもやってみると良いですね。
 部屋に戻って次は、「浮き羽ウイング」を作りました。厚さ約1ミリの発泡スチロールを好きな形に切って良く飛ぶようにおもりで調整します。

 
 どんな形にしようかな

 
 うまく飛んだ!

 夕食の後はスーパーボールを発射装置に使った「ぶっ飛びロケット」を作りました。いろんなデザインのロケットがスーパーボール発射装置からぶっ飛んで行きます!

 
 ストローロケットとスーパーボール発射装置

 「ぶっ飛びロケット」製作の合間を縫って屋上で天体観測も行いました。金星、月、木星、土星、火星が並んだ豪華な空を見上げました。月があるにもかかわらず天の川も見え、見える星の多さに驚いていました。流れ星や人工衛星も見えました。

 
 あぶくま洞に沈む北斗七星

 天体観測を終えて布団を準備して10時半に消灯しました。いろんな活動を通してみんな仲良くなった様で、消灯後も騒いでいました。中には1時過ぎまで寝付けなかった子もいたようです。
 翌朝は6時半に起床しました。朝食を食べて一息ついた後、フィルムケースを使った「バブロケット」を製作しました。炭酸ガス入浴剤の「バブ」と水を燃料にするロケットです。

 
 どんなロケットが出来るかな?

 
 個性的なロケットが勢揃い!

 
 二階を超えそうな高さまで飛び上がりました!

 水分補給とお菓子休憩を挟んで、シャボン玉作りをしました。研究に研究を重ねて出来たシャボン液の比率は食器用洗剤1対PVA洗濯のり1対水8。隠し味(?)に砂糖大さじ1。食器用洗剤は界面活性剤35%以上含んだものがグッド!

 
 これでやってみる!

 
 大きいのできた!

 
 たくさんできるよ!

 「バブロケット」もシャボン玉も、通りすがりのみんなが見て「おもしろそう」と興味を示してくれてました。
 楽しい時間はあっという間。最後に大野台長が「太陽観測やりましょう」と言って下さり急遽、真昼の天文台へ。

 
 大きな望遠鏡で太陽を見ました

 
  プロミネンスが見える!

 
 大きく明るい太陽ですが、太陽グラスを通して見ると実は月と同じ大きさ

 全てのプログラムが終了して、みんなに感想を聞きました。いろいろな工作や活動が楽しかったと言ってくれました。なにより、参加したみんなが仲良くなってくれたことが一番嬉しいですね。

 
 集合写真です

 日中もそんなに暑くなく、爽やかな青空の下で活動することが出来ました。逆に夜は寒かったようです。たくさんの星も見ることが出来、なにより参加した団員が仲良くなれたことが一番ですね。
 一緒に参加して下さった保護者の皆様、お手伝いありがとうございました。遠いところ送迎して下さった保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。





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