活動の報告

2004年11月13日
国立天文台見学ツアー (参加者:53名)

 

 今年は三鷹市の国立天文台を見学しました。最新の画像を見てきました。今回は今年の3月まで国立天文台で研究員だった郡山市ふれあい科学館の水谷先生に同行していただいて、特別にいろいろな施設を見せていただきました。


 日本最大の65cm屈折望遠鏡がある大きなドーム

 まず天文普及室の室井先生に案内していただいて大きなドームの中に設置された65cmの屈折望遠鏡を見ました。38cmの屈折望遠鏡がガイド望遠鏡として一緒に並んでしました。その大きさも驚きます。また総重量は12トンにもなるそうです。
 
  巨大な65cm屈折望遠鏡と右は38cm屈折望遠鏡

 続いて50cm反射望遠鏡で昼間の星を見せていただきました。丁度空が晴れてこと座のヴェガを望遠鏡に入れていただきました。これも特別に見せていただきました。全員が見終わった頃にはまた雲が出てきて見えなくなりました。なんと運のいいみなさんでしょうか。

 
 50cm反射望遠鏡でヴェガを見ました。操作は室井先生です。
 

 午後からは最新のスーパー・コンピューターで完成した4次元デジタル宇宙を見てきました。立体めがでをかけて見る宇宙は実際の宇宙の銀河の縮小だったり、星の誕生だったり、そして銀河系の中の太陽系の位置を確認しました。
 宇宙探査機のパイオニアやボイジャーが現在どの辺を飛んでるかなどもわかりました。また宇宙の誕生や、銀河宇宙の分布、私たちの銀河系の形など目の前に広がって、それが手に取るように見えて思わず手で銀河や星をつかんでみましたが、さすがにつかまりませんでした。
  この宇宙シアターは定員15名と狭いために抽選で当選した人しか見られませんが、こおりやま分団のみなさんは3班に分かれて見ることができました。

        
  これがコンピューターで計算された私たちの銀河系を上から見た姿です    
 
 それから赤外線シュミレーターの150cm反射望遠鏡を見学しました。これは特別に見学させていただきました。ハワイのすばる望遠鏡に取り付ける観測装置を作って、この望遠鏡で試験してからハワイに送るそうです。この施設は開発実験のためにあるそうです。
 
  赤外線シュミレーターのドームと中の150cm望遠鏡です

 ここを見学してから、森の奥にある自動光子午環の施設やゴーチェ子午環の入っているかまぼこ型ドームを見学してきました。ここまで見学して午後の4時になりました。

 朝の6時30分に出発して、帰りは午後9時になりました。とても楽しい一日でした。朝は空がきれいに晴れていましたので栃木県から群馬県に入ってから富士山を見ることができて大喜びでした。
  
    
    バスから見えた富士山です

 





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